建て替え10年後に発覚した、意外な問題の対処法

住宅関係

この前のときには家の建て替えの記事も書かせて頂きました。その家についての事件です。

新築して10年ほどたった、ある日、お隣の排水口から水が溢れていました。ビックリ仰天し原因を調べてみることに、お隣さんはお年寄り2人暮らし、いつも来ている業者さんに見てもらうことになりました。

 

その結果2件で一つの下水を共有して建築されている事がわかりました。私は新築する時には建築業者さんから、そのような話は聞いていませんでした。新たに個別に下水を作るとなれば、1件あたり30万円ほどの費用が必要でした。

 

お隣さんは安くしてもらうように、話をするとの事でしたが、少し待ってもらう事にしました。

新築後1年以内の下水課の点検時

新築後に市役所の下水課の方達が点検にこられたときの話ですが、なんとも違和感がありました。何回も点検し、なにか、2人で話されていました。

心配になり、長男に相談した所、市役所に行き、自分の所の下水工事の配管図面を貰って来ておくといいと言いました。後日、市役所でその時の書類をコピーして貰い、保存しておきました。

10年目の時の話

下水が溢れた時にその事を思いだしました。早速書類を捜して、眺めましたが、よくわかりませんでした。一つ、疑問が浮かびました。この書類は私は一度も見た事がない物でした。市役所に提出する書類は本人の確認の上、提出するべきなのに、変だと思いました。ひょっとすると、私に見せる事が出来ない何かが、あるのかもと感じました。

書類が穴が開くほど、見つめました。気がつきました。申請書類の印鑑が私の苗字なんですが、字が違いました。(印鑑の文字)なぜそのようになったのか、すぐにわかりました。普通によくある苗字のように思えますが、印鑑を彫ってもらわなければ、普通にはないのです。最近は100円の印鑑も、たまにありますが、売っていなかったので、同じ読み方の印鑑が押されていました。

書類が偽造されていました。建築主(私)に種類を見せる事がないまま、市役所に提出されていました。

市役所での話あい

偽造を発見した時から2年以内なら申し立て出来るようでした。すぐに、その時の水道業者に電話をして、書類の偽造を話し市役所に同行して貰う事にしました。普通は個人がその書類(下水の配管図面)を持っている事はないようです。長男の指示でコーピーをもっていました。

業者さんに見せると、顔色が変わりました。一緒に市役所にいきました。

お隣さんの分も一緒に工事をしてもらう話をしました。市役所の人はカンカンに怒り、指定業者を取り消すと、すると、業者は、建築業者も呼んで話すと言い出しました。

建築業者を呼ぶように私は言いました。もともと、家を新築する時に建築業者が市役所に申請すれば、その時(10年前)であれば、無料で工事が出来る様になっていました。今、私が下水工事をすれば有料なので、損害賠償請求を、水道業者と建設業者にすると言いました。

揉めている時に市役所の課長さんがこられ、話を聞き、市役所が工事を引き受けます。と。ほっとしました。工事をするに当たりの諸費用と書類などの作成は水道業者さんが2件分持ちで引き受ける事で一見落着。

注意点

新築にかかわらず、いろんな提出書類はかならず、建築主さんがきちんと精査して印鑑を押し役所に出す。面倒くさがらずに、すべての書類は建築主さんが把握して欲しいです。

重要な内容の話は録音をしておく。書類などはコピーする。写真に残す。

もうひとつ、危なそうな事がありました。建築設計事務所の方です。今から市役所に書類を提出に行きますが、時間がなくて、白紙ですが印鑑を押してくださいと、言われました。耳を疑いました。私は怒り言い返しました。あなたなら、初めて会った人に言われて白紙の書類に印鑑を押しますか?後日きちんとした書類を持って、みえました。

まあ、いろいろと予想しない事がありました。17年目になりますが、今の所、何事もなく住んでいます。現在は昔と違い沢山の情報を手に入れる事が出来ます。今から建て替えをしようと、考えておられる方の参考になればいいなあと思います。

「住宅ローン借り換えセンター」

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