昨年にお隣の家が売りに出されて、まもなく仲介業者(B社)の方が、隣地を購入しませんか?という話で、訪問を受けました。ネットで販売をされていた業者さん(A社)とは別の会社でした。B社は随分昔嫌な思いをした所でした。
直接、価格を聞いてみようと思いA社に連絡しましたが、土地のみの販売はしていない、セット販売という事でした。土地を購入新築の家を建てるのが、条件でした。
A社の所有物件なのに、B社が介入しているという変な話でした。ややこしそうなので、お隣を購入するのはやめる事にしました。南側なので、半分程の土地がほしかったのですが?
直ぐに買い手が見つかり、古い家の解体が始まりました。これがまたとても大変でした。小さな2階建ての家なのに2週間も係り解体です。犬が恐がり食事を食べません。
解体作業の時間がない時に食べさせて、なるべく、散歩に出るようにしました。外で解体工事を見ることが好きな犬でしたので、工事関係者の人達に吠えることはありません。解体が終わるまで何回も工事を犬と一緒に見ました。
家を建てるための枠組みが始まり、シートがつけられました。狭い所なので、私の家はいつも雨戸を閉めているような感じでした。音が凄かったので、防音シートを張って貰いました。車も埃まみれです。最近の業者さんはこちらが、なにも言わなければ、やりたい放題です。車のシートも防音シートも請求しなければいけません。
地盤改良工事
地ならし
コンクリート工事
女性の人がミキサー車に乗って工事中
ここからの写真は隣の家が出来上がり、フェンスが傾いていた時の写真
ここからは、塀が傾いてからの課程を書いています。
何とか3ヶ月程で家が出来上がりました。すべてのシートをはずすと、境界の塀とその基礎であるブロックも傾いていました。びっくりして、A社に連絡(この会社は私の家の近くの会社で以前から知っていました)夕方になり、見にこられました。
塀が傾いているので、基礎(ブロックの事)は触らず塀部分だけ、新しくするという事でした。基礎部分の保障は出来ないとA社さんの発言。その時に解体前の写真があるかないかの話しになり、ないと思いますと答えました。私は基礎が傾いているのに上の部分だけ新しくなっても意味がないので、夜になり自分の家を新築した時の写真などを、探しました。私の家は完成するまでの行程が解体時より完成までを写したアルバムがありました。
私は元々、花や犬の写真を写していました。その中に隣の家の解体前の境界部分の写真を写した写真がありました。基礎までは写っていませんでしたが、自分の家の解体時の写真で境界が写っていました。これを持って消費者相談センターに行き塀が傾いた責任が何処にあるのか、判定してもらおうと考えました。(普通の場合は境界の塀はお隣さんと共同で半分負担となります。)消費者相談センターさんはとても親切に話を聞いていただけます。何かあればとりあえず、相談するのがいいと思います。
翌日A社さんが見えて、私の方からは、塀が傾いた責任がどちらにあるか、第3者に相談に行く事を伝えました。写真もある事も伝えました。A社さんが私の立場であれば、どうして欲しいか考えて返事をして欲しいと言いました。(それまではA社さんは塀に関しては隣と半分ずつ出してする物なので、文句はあまり言わないでのような、態度でした。私はそう感じました)
すると、基礎部分のブロックと塀部分を新しくやりかえる。と回答、もちろん、費用は業者持ちとの返事でした。書類を作りました。
後は境界部分の設定です。ここからも、結構大変です。測量の方がこられて計りますが、業者さんが測量した測量図面の土地面積と地籍測量図(市役所の建築確認申請書と同じでした)の面積に違いがありました。調べてみましたが少しの数字の違いの場合は問題がないそうです。
1回目の境界計測、私の家からはかり、図面どうりの距離をとる。(A社さんの提案)
業者さんが付けた境界線は以前より私の家の方が狭くなっている気がしました。
もう一度、主人と2人で計りなおしました。境界線の印の所になりません。
変なので、もう一度、計測に来てもらうことにしました。
両方の家の端から、図面に記載されている距離を測り、元々の境界になればそれでOK
測り直すと、最初に業者さんが付けた境界の印の位置とは違いました。
最初の計測位置ではお隣の敷地がほんの少しですが、広くなっているのです。(やっぱりなあ!と思いました。あやうく、その手にのる所でした。)業者さんが知っていたのか、知らなかったのか、本当の事はわかりません。
もう一度、計測しなおしてよかったです。業者さんは機嫌が悪かったですが!!
境界も決まり、塀が出来あがりホットしました。以前よりは風とうしも、日当たりもよくなりましたが、反対側とは違うフェンスなので、変な感じです。とりあえず、写真、動画、録音はどんな時にも、必要だなあと、つくずく、思いました。
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